不動産を買うための手順
最初に
物件見学にご案内
オファーを作成
ローンは必要?
決済手続きを行う
物件の引渡し
不動産購入において一番大切なことは、信頼且つ安心できる不動産エージェント(仲介業者)をお選びいただく事です。
サットングループ・ウエストコースト不動産の村上丈二は、1990年のブリティッシュ・コロンビア州不動産セールスライセンス取得以来20年余りに亘り、不動産を購入するお客様のお世話をさせて頂いております。
長年の経験を活かしてお客様のご希望を充分に考慮し、そしてそれに合った物件を市場より選び出し、お客様のお時間の都合に合わせて効率良くご案内致します。その上で物件が見つかれば、お客様のご要望を踏まえて出来る限り良い条件でご購入頂けるように売主側と細かく交渉し、またお客様にローンが必要な場合は状況に見合った好条件のローンを引き出します。
また購入の決済手続きのために信頼できる不動産専門の弁護士や司法書士が必要な場合もただちにそれを手配し、 スムーズに且つ安全に不動産購入ができるようにお手伝いさせて頂いております。
バンクーバーでの不動産購入には下記のようなメリットがあると考えられます。
- 税金対策
御自宅用として購入されますと将来の値上がり益に対しては非課税扱いとなります。 - 長く住めば賃貸よりも得
仮に月2,000ドルの家賃を10年間支払うと計24万ドルを支払うことになります。 かたや持ち家の場合は家賃を支払う必要が無く、また将来の値上がり益も期待できます。 - 不動産の含み益
バンクーバーは世界各地に住んだ経験のある人々が、最終的に当地を永住地として選ぶ程に魅力的な都市と認識・評価されておりますので、将来的な人口増加による不動産価格の安定的な上昇が期待でき、 含み益をもたらす可能性が十分にあります。 - 不動産投資
不動産投資は、安全且つ健全でインフレに一番強い資産形成の方法と考えられています。
不動産市場での競争売買によって決まる不動産価格のことを「市場価格」といいます。従って、まず最初に不動産市場状況を把握することが大切です。
勿論その物件の眺望や内装などの条件によっても価格は微妙に異なってきます。また一般的に売主はできるだけ高い価格で販売したいですし、買主はできるだけ安く購入したいものです。
不動産の価格は、最終的に様々な事情が考慮された上で、売主と買主の意向が折り合った接点で決まります。
買主が不動産市場状況をよく理解していれば何も問題はありませんが、 もしそうでない場合、不動産エージェントの選択を間違えば、高い買い物をすることもありえます。 このような場合は全て買主の責任とみなされてしまいます。
不動産に虚偽の表示があった場合などは例外ですが、一般的には契約した後では売主や不動産エージェントを責任追及することはできません。 物件選びからお引き渡しまで信頼できる不動産エージェントを選び、安心してご依頼頂くことが賢明な方法といえるでしょう。
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「不動産を買うときはその地域を買え」とも言います。地域には、高級住宅地あり、都市型コンドミニアム街あり、郊外のベットタウンあり、 個々の国々からの移住者が多く集まってコミュニティを作っている地域もあり、 一見普通の住宅街でも実は犯罪率が高い地域などもあり多種多様です。
仮に、物件の購入後に、その物件の建物の内容を変更することは、リノベーション(改装・増改築)次第で十分に可能ですが、物件の所在地域を変更することは物理的に不可能です。 従って物件を選ぶ時には、地域を十分に確認・考慮する必要があります。
物件には大きく分けて、一戸建て、タウンハウス、アパートメントの3種類のタイプがあります。
タウンハウスとは、一戸建てとアパートメントの中間のようなスタイルで、 通常は2~3階建てで上下には他のユニットが接していませんが、左右には他のユニットが接していて、 ユニットごとに外から直接入る玄関ドアや小さな庭があるような集合住宅です。不動産用語でアパートメントとは日本でいうところのマンションです。
お客様の家族構成や生活スタイル、またはお子様の学校や趣味などを充分ご考慮の上、 最も適したタイプをお選びください。
比較的に新しい建物でも、それまでに住んでいた人のメインテナンス(維持管理)が悪いために物件の評価価値が下がってしまい、平均より低い価格で売っているケースもあります。
こういった物件の場合、往々にして購入後も修理に費用がかさみ、結局は高い買い物となってしまう恐れもあります。 一方、建物がたとえ古くてもそれまで住んでいた持ち主のメインテナンスが良いと、 購入後も比較的に故障や問題が発生しにくく、また引き続き良いメインテナンスを施せば 良い価値を維持でき、将来、販売市場に出した場合には良い値格で売れるでしょう。
物件を選ぶ時には、現在のメインテナンスの状態も確認することをお勧めいたします。
お客様が気に入った物件には、他にも購入を検討している人が居るかもしれません。
ご自分の目で確かめた上で十分に気に入った物件であれば購入チャンスを逃さないためにも出来るだけ早めにオファー (購入申し込み)をなさる事をお勧めいたします。
オファーの内容には、希望購入価格(買値)、支払い方法(現金もしくはローン)、 決済ならびに引き渡しの希望日などが含まれていなければなりません。 この作業は全て不動産エージェントを通して行われますので、判らない事や希望などエージェントに気軽にご相談ください。
次に、買主側のオファーに対して、売主側からの返事があります。売主は、希望売却価格(売値)、 買主のローン購入を承認するかどうか、売主側の決済ならびに引き渡しの希望日などを不動産エージェントに伝えます。 この買主と売主間の交渉を、不動産エージェントは迅速に、そしてお客様の利益となるように行います。 不動産エージェントによる売主側との交渉がひと通り終わった時点で買主と売主の条件が折り合えば売買契約は成立です。
不動産を担保にして借り入れする不動産ローンのことを「モーゲージ」と呼びます。 モーゲージの内容については銀行によって様々ですので次の事項を銀行側と相談しながら必ず確認しましょう。
- 融資額
- 金利
- 金利の固定期間
- 返済期間
また不動産ローンに関してご質問やご希望などありましたらその点もご遠慮なくお問い合わせください。
モーゲージを申請する際に必要なものは状況によって異なりますが、一般的には下記の通りです。
- ソーシャル・インシュアランス番号
- 確定申告書のコピー、または収入証明書
- 雇用証明書
日本にお住まいの方がこちらの銀行にローンを申し込むことも可能です。 その場合に必要なものは下記の通りです。
- パスポートのコピー
- 日本の銀行の残高証明書
バンクーバーでの不動産売買の決済手続きは、弁護士または司法書士が行います。 弁護士または司法書士を探す場合は次の事項を確認し、どちらが適しているか見極めましょう。
- 日本人の弁護士もしくはカナダ人の弁護士、または司法書士のどちらに依頼した方が適しているか?
- 不動産売買決済手続きの経験が豊富にあるか?
- 日本人の不動産購入の決済手続きを以前に行った事があるか?
- 弁護士費用または司法書士費用、どちらが自分の場合は妥当か?
もし弁護士または司法書士をご存知なければご相談ください。今までの実績から信頼できる適切な弁護士または司法書士をご紹介させて頂きます。
決済手続きの流れは、まず買主側の弁護士または司法書士が不動産売買決済関係書類の原案を作成し、 売主側の弁護士または司法書士へ渡します。
次に、売主側の弁護士または司法書士がその内容を確認し、内容に問題がなければ、 買主は決済に必要な金額を買主側の弁護士または司法書士へ預け、この書類にサインをします。 そして売主もこの書類へサインをして、買主側の弁護士または司法書士が登記所へ登記の名義を買主へ変更する申請をし、 同時に買主の弁護士または司法書士が預かっている購入金額を売主側の弁護士または司法書士へ支払い、 決済手続きが完了致します。
買主側の弁護士が、購入物件の所有者の名義を確認、所有者が不動産税を滞納していないか、 裁判所から差押命令が出ていないかどうか、その他抵当権などが付いていないかどうかなど登記関係の調査を行います。
物件購入には、物件の価格以外に一般的には下記の諸経費がかかります。
- 不動産取得税(物件価格のはじめの20万ドルに対し1%、それを超える残りの価格に対し2%)
- 新築物件に限り、消費税(5%)。尚、中古物件を購入の場合は不要です。
- 弁護士費用または司法書士費用(弁護士の場合は約1,000~2,000ドル、司法書士の場合は約600~1,000ドル)
上記の他に、その年の不動産税の日割り計算分や、コンドミニアム購入の場合は 住民組合費の日割り計算分などが調整されます。 尚、購入時に買主の方がお支払いになる不動産手数料はございません。バンクーバーの不動産売買では、 売主側が支払う不動産手数料を一括して支払います。
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